起業家になるような人は商売のビジョンを明確に持ち、ある程度の資金の都合がついたような人だと思いますが、実際に商売を始めるとキャッシュフローに苦労することが多いのではないでしょうか。
起業するデメリットは自分のやりたいことをする前にお金の流れをいつも考えなければいけないことです。

営業職を経験してる方なら営業で顧客を獲得することを考え、開発職を経験している方なら売れる商品を開発することを考えていけば、仕事として成功できますが、起業となると売れる商品を作ったとしても売る前に会社の資金が底をつき倒産するリスクがあります。

例えば、５００万円の開発費で商品Ａを作り、商品Ａが８００万円で売れたとすれば、３００万円の黒字になりますが、社員やアルバイトがいれば人件費、オフィスがあれば賃貸料などが毎月かかります。会社の資本が６００万円程度なら開発費とその他の経費（人経費、賃貸料）で資本がなくなり黒字でありながら倒産してしまいます。

その場合は銀行に融資を頼むか顧客側に前金として販売価格の一部を支払ってもらうか、社員の給料を後払いにしてもらうかなどしてやりくりしなければなりません。
もし、お金の流れを考えるのが面倒であれば、経費が増しますが信頼できる経理の専門家を見つけるしかないでしょう。