今は採用が本当に難しい時代です。昔のように名のある求人媒体に広告を掲載しておけば誰かしら入る時代ではもはやないのです。どうしてそうなったかは諸説ありますが、決して景気がいいというわけでもありません。まずは雇用バランスの問題があります。
団塊の世代と呼ばれる大量採用された世代がどんどん引退をしていくことで、まずは労働力に空きが出ます。さらに、リーマンショックで雇用を控えた付けが回ってきて、採用をしないと人員不足で業務が回らないという事態に追い込まれます。これがまず求人数の多さを引っ張っている理由といわれています。
次に、採用の細分化が難易度を上げているといいます。今や、専業性のある求人サイトまで出てくるほどに求人広告を掲載する媒体はたくさんあります。新卒・第二新卒・中途、職種などとそれぞれに何かしらの特色を謳って差別化を図っていますが、実際にどれぐらい違うのかは分かりません。二大巨頭ともいえるのが『マイナビ』と『リクナビ』ですが、大手も広告を掲載しているので中小だと埋もれてしまう可能性もあります。
そこで、いま一番お勧めなのがindeedです。「仕事探しはindeed」のキャッチコピーでおなじみのこちらは、求人媒体ではなく、求人検索エンジンです。広告は掲載できますが、運用という概念があり、より多くの人に見てもらって、よい求職者を獲得するためにはテクニックが必要になります。自分でできなくもないのですが、indeed広告運用のプロにお願いした方がいいでしょう。確かにコストはその分かかりますが、目的は優秀な人材の採用だからここは出し惜しみしないでおきましょう。
indeedのように新しい求人ツールは積極的に利用してみましょう。まだ競争性が低いうちは思わぬ人材の獲得につながる可能性も十分にあります。
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