会社が大きくなってきて、そろそろ顧問弁護士を雇おうか、という時に、どんな弁護士を顧問に迎えればよいのでしょうか。
まず、考えることは、その顧問弁護士さんに、会社の事業のなかで、どんなことで、活躍してもらおうか、と考えることが肝要です。
というのは、弁護士と一言で言ってみても、民事に係争に強いとか、著作権の判例に詳しいなどと、弁護士さんごとに、得意不得意分野などがあったりするからです。
わかりやすくいうと、たくさんいる弁護士から、自社事業における要望と、マッチングしている先生を選ぶ努力を払う必要があるのです。
だから、自分の会社の事業内容を振り返ってみて、どんな分野の法律のエキスパートを必要としているのかを、十分に検討する必要があります。
また、その弁護士は、ちゃんと話を聞いてくれて、わかりやすく、適切なアドバイスを、素早く提供してくれる人なのかも、確認したいものです。
実際に話し合ってみて、説明が難解だった場合は考え物です。
その他にも、人脈を広めてくれるような弁護士の方がよいでしょう。
同じような法律の専門家には、他にも、税理士や会計士、司法書士、行政書士などもいます。
そういった人たちと、何らかのつながりのある人と、顧問契約を結べれば、いざという時に、その弁護士を基点とした法律のネットワークの利益を十分に得ることができるでしょう。